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おじさんUpstairsのアーカイブ

Non-Substantiality

おじさんUpstairs降りて来て曰く、

仏教には「空 くう」という考えがある。

仏教の教えの基本になる考えで、万物は縁で結ばれていて一つの考えに固執することは馬鹿げている。

「五蘊があって、それが空である」

五蘊とは、色蘊(体)、受蘊(感覚)、想蘊(表象)、行蘊(意志)、識蘊(認識)である。空は無とは違う。自分は空というコンセプトを、自らの人生頑張って思い通りに行かなくても、自分がしてきた事を無駄だとは思わず、自分を苦しめるこだわりは捨てて流れにまかせて生きる、と解釈している。

むかし「引きこもり」のはしりだったおじさんUpstairsの話しには説得力があった。若い時は理想が高くて、うまくいかず引きこもりになったらしい。今でも理想は高く色々な目標にチャレンジしては失敗しているが、生き生きしている。


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不老学のすすめ

いつものようにおじさんUpstairsがやってきて、手書きで何か書かれた紙を一枚くれた。

「俺もTamが生まれてから長生きしたくなったから色々調べた。良さそうなのを見つけたから教えてやる。これを実践すれば健康で長生きできるから、これをいつも見える所に貼っておきなさい。」

それがこれ。

不老学のすすめ

不老学のすすめと題されて、実践すれば122才まで寿命を延ばせるらしい。

調べてみたら、後藤 眞 先生という早老症のウェルナー症候群の研究をしておられるお医者さんが提唱しているものらしい。

自分に当てはめてみると、全部実践出来ていない。coldsweats02

3番あたりからやってみよう。


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社長はおじさんUpstairs

「これからは自分である程度稼げないとだめだぞ。モノを一から作るのは大変だから、仕入れたモノに少し手を加えて売ったらいいんじゃない?そのうち俺が出資して、社長は俺、NobとYukは平社員で会社をやろうと思ってるんだ。会社名はもう決めてある。やっぱり名前はスケールが大きくないとね。」

「なんて名前?」

「ドリームマンハッタン」

「・・・・・」

いつもおじさんupstairsのアイデアを聞くと瞬間的に笑いが込み上げてくるが、最近は洗脳されたのか笑いの後に「もしかしたらいいかもしれない」と思うようになった。

電話で、「ドリームマンハッタンのnobでございます。」

名刺交換で、「ドリームマンハッタンのnobと申します。」

営業で取引先から、「なんでドリームマンハッタンなの?」「・・・・・・」

う〜ん、やっぱりやだな。


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星と夢と雪と

おじさんUpstairsが大学院に行きたいと頑張っていたが、体がついてこず倒れたので救急車を呼んだ。以前「やっぱり歳とったなー、1日10時間以上勉強すると目から涙が出て勉強できなくなっちゃうな。」と言っていた。それを聞いた時はそんなにしたら歳を取ってなくても疲れるだろ、と思った。
病院に運ばれて点滴を受けベッドで横になりながら「やっぱり無理したらダメだな。大学院は諦める。代わりにシナリオライター学院に行くよ、もの書きは昔からの夢だったし。ペンネームも決めてあるんだ。」全然懲りてないなーと思いながら「何、名前?」と聞いた。

「星 夢雪」

「いいだろ。星と夢と雪だぞ。やっぱり名前はロマンがないとな。」
あまりにベタな名前に笑ってはいけないと分かってはいたが、我慢できず横を向いて隠しながら笑いを吐き出した。おじさんUpstairsが極度のロマンチストなのは知っていたがこの名前は想定外だった。

笑いが収まってよくよく考えてみると、宇宙に想いを馳せる想像力や向上心、夢を持ち続ける前向きな気持ち、雪を見て綺麗だなと感じる素直さが無くなったら人間終わりだなと思った。多くの人は歳を重ねると自分や周りの勝手がわかってきて、自ら線を引いたところから出たがらなくなる。おじさんUpstairsの70歳を過ぎてもまだ新しいことにチャレンジするエネルギーはどこから来るのだろう。まぁその後シナリオライター学院には行かなかったけれど、今はほとぼりがさめているだけでそのうちまたぶり返すに違いない。


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不易流行(ふえきりゅうこう)

不易流行

『(芭蕉の俳諧用語)不易は詩の基本である永遠性。流行はその時々の新風の体。共に風雅の誠から出るものであるから、根本においては一であるという。』広辞苑より

おじさんUpstairs曰く、不易というのはずーっと人々の心を魅了して変わらないこと、変えてはならないこと、流行というのは常に新しいものを追い求め変化すること。つまり過去の決まった事ばかりに固執してもダメだし、流行ばかり追ってもダメ。うまくそのバランスを取りながら自分の仕事を追求しなさい。

なんとなくこんな感じの説教をされました。

デザイナーって美しいものを知らないといけないし、かといって過去の完成された美しいものにしがみついてはならない。こうあるべきだというこだわりは持たず、時代を敏感に感じその時々の問題を見つけ解決方法を提案し、かつ新しいことに挑戦し、願わくば流行を生み出しそれがずーっと人々の心を魅了することがデザイナーとしての仕事だと思った。道のり遠し。

芭蕉入門 (講談社学術文庫 122)Love Haiku: Japanese Poems of Yearning, Passion, and Remembrance


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おじさんUpstairs

わが家の2階に住んでいるおじさんは博学で60才を過ぎてから某大学で仏教を学び、教育実習を経て教員資格を取得、1年間禅寺で修行して僧侶になった。その後また某大学で政治学を学び、卒業後また某大学院に入学して法律を学ぶと言い出して受験したが身体を壊して断念、現在は75才を過ぎてリアルなエコ生活を実践中。お坊さんでありながら「宗教なんて信じられない」と言って憚らず、少々片付けられない症候群で、社会保障制度(年金)、不動産、政治経済に精通、とても優しい人柄ではあるが、気が向いた時に下に来ては自分の話だけをして帰ってゆくかなりの変わり者。このおじさんUpstairsから色々ありがたいお言葉や教えを頂いているので、このブログに覚え書きとして書き留めておこうと思う。


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